はじめまして！美容情報が三度の飯より好きな（ウソです。食いしん坊です）ミントです。
今年の夏にめでたく（？）50歳を迎えました。
48歳の春、初めて美容クリニックの門を叩いてから、この1年半の間に、いろいろなびっくり体験をしたので、それをお伝えできたら…と思い筆をとった次第です（ホントはキーボードでパチパチです）。
なかでも、【おでこのボトックス】はすごーいことになったので、まずはそちらからご紹介したいと思います。では、はじまりはじまり〜。
人生初のボトックスを打つぞ！と心に決める
何を隠そう私、おでこのシワがくっきりなんです。それも、ここ2〜3年、急にくっきりしだして。
「どちらかというと、シワの少ない方かなあ♪」なんて楽観していたので焦りました（汗）。
どうやら、目を見開くクセがあるのがイケナイようで（おめめパッチリに見せたい、と思った中学生の頃からのなが〜いクセなんです）。
それで、いろいろ調べているうちに、
もう、ボトックスを打つしかない！（速攻でシワにおさらばだ！）
と思いつめ、早速ネットで美容クリニックを検索。その時選ぶ基準にしていたのは、
- 同年代の女医さんで、ご自身もボトックスしている人がいいなあ。
- 会社から家に帰る途中で寄れる場所がいいなあ。
- 費用は3万円位に押さえたいなあ。
- 「ボトックスビスタ」という薬剤が良いらしいから、それを使っているといいなあ。
といったふんわりしたものでした。
で、この基準で探したところ、都心にある某クリニックがとっても良さそうなうえに、
お試し価格で「27,500円」！（高いのも困るけど、安すぎるのも不安…。）
「ここだ！」ということでさっそく予約。会社を１時間早退していそいそと向かいました。
施術（注射）は1分！滞在時間20分で終了！
クリニックに着いて受付を済ませたら、個室に通され、問診票や誓約書に記入。
しばらくすると院長先生が登場！
なるべく自然な感じでお願いします。ちょっとくらいシワが残っても良いので。（ホントはイヤだけど、効きすぎるとコワイ。）
不自然になるのは絶対にイヤなので、最初から「最小限の量で」とお願いしました。
それを聞いた院長先生が、
「それなら、眉間にも打った方がいいですよ。おでこに打つと、下がる傾向があるけれど、
眉間に打つと、逆に上がる方へ作用するから、より安心です」とのこと。
もちろん、金額は倍に跳ね上がって、しめて「55,000円」！
「ううっ」と一瞬悩んだけれど、おでこが下がるのはイヤなので、眉間への注射もお願いしました。
施術自体は、注射針でおでこを何箇所が刺すだけなので、あっという間です。
終わって帰るときに時計を見たら、いつもの帰宅時間より早かったぐらい。
（家族には内緒できたので、バレずにすみました！）
帰り道はルンルンです。ボトックスは、注入してから48時間以降に効果が現れるとのこと。
その日は木曜日で、週末から家族旅行だったので、ちょうどいい感じです。
しめしめ。旅行にはツルツルおでこでお出かけだわ〜！
二重幅がなくなって、ヤブ睨みのブサイク顔に！
翌日は、何事もなかったかのような感じで普通に出社。
でも、ランチが終わって鏡を見たら、
「あれ？まだ24時間も立たないのに、シワが伸び始めてる！」と気付きました。
まだ10時間なのにすごーい！と感激！
そしてそして、翌日には…！
ジャジャーン！おでこがピーン！
「いいねいいね！」と喜んでいたのですが、
この後、とってもショックな事態が待っていたのでした。
木曜日にボトックスを打ってから3日後、朝起きて鏡を見たらびっくり！目が細〜くなって、形相がすっかり変わってしまっていたのでした。まるで「ヤブ睨みのブルドックみたい（涙）」
私のチャームポイントである（のはず）パッチリおめめちゃんが…！
二重がつぶれて、目が開かなくなってしまったのです。
目のアップだけでは、ちょっとわかりにくいと思いますが、実際は、本当にブサイクで変な顔に。
形相が変わりすぎて、もはや自分の顔とは思えません（涙）。
美容クリニックの対応にガッカリ！
その日は朝から結婚記念日をかねた家族旅行。とりあえず支度をして出かけたものの、心ここにあらず。
「どうしたら、元に戻せるんだろう？」とそのことばかり考えてました。
夜も眠れず、ネットで検索したところ、
「一度入れたボトックスをすぐに排出させることは基本的に無理。でも３〜４ヶ月で必ず排出されるから、そのうち元にもどる」というものでした。
ガーン！ですよね。諦めきれずにクリニックに電話。
「マッサージクリームをお送りしますので、マッサージしてみてください」とのお返事。
翌々日送られてきたマッサージクリームは、いたって普通のもので、それでマッサージしたところで、どうにもなりませんでした。
もう一度、よくよくネットで調べてみると、どうやら「オビソート（アセチルコリン塩化物）」という拮抗剤があって、それを打つとボトックスの効果が和らぐらしい、ということが判明。
そこでもう一度クリニックへ電話。
マッサージしてもビクともしないんです。オビソートを打ってもらえませんか？
ところがクリニックには、オビソートの用意はないとのこと。
あれだけボトックスを売りにしていながら、いざというときの準備がないなんて、
ガッカリです。
とはいえ、とりあえずクリニックに呼んでいただき、温めると良いということで、
RF（ラジオ波）をおでこに当てていただきました。（でもこれも、全く効果を感じられず…。）
3ヶ月たてば戻ると言われても、「3ヶ月もこの顔で我慢できるのか？」と不安になったり
「友達との約束は全部キャンセルしなくちゃ」と暗〜い気持ちになったり。
軽い気持ちでボトックスを打った自分を責める気持ちでいっぱいでした。
かかりつけのクリニックで拮抗剤を投与！
そこで思いついたのが、私が時々レーザーをお願いしている、自宅近くのAクリニック。
ボトックスを別のクリニックで受けてしまって（しかも失敗して）、ちょっと相談しにくかったのですが、思い切って聞いてみたところ、「オビソートありますよ」とのこと！
さっそく翌日伺いました！
まずはカウンセリング。
院長先生より、
- オビソートを打ったからといって、すぐに戻るわけでないこと
- 1回打ってみて、さらに必要があれば1週間おきに何度か打つ必要があること
とお話しいただき、「やっぱりそんなに効かないのかなあ」と思いつつ、
「おいくらですか？」と聞いたところ、
「ちょっと待ってね。オビソート投与だけ、という方は初めてだから、確認してくるわね。
これは、うちでボトックスを受けた方用に用意しているもので、その場合はお代は頂かないので。」
とのこと。
「おー！やっぱり、こちらのクリニックで受けるべきだった（涙）」と反省。
他にも、ボトックスの効きすぎが心配なら、
「半分に薄めて、肌の表面浅くに打つ方法を勧めている」とのこと。
「眉間に打っても、ボトックスの投与量が増えるだけで、おでこが下がるのを阻止するわけではない」
と教えてもらいました。
その日から1週間おきに計3回、1回11,000円で、計33,000円かけて、オビソートを投与。
思ったよりも効き目はなかったけれど、少しおでこが軽くなり、動くようになったところでやめました。
結局、88,000円かけて、日々ボトックスの効果が消えるのを願う日々…。
まとめ
ボトックスは、注射針で薬剤をちょちょっと投与するだけだし、料金も比較的リーズナブルなので、気楽に受けてしまいがちです。
でも今回私は、かなり精神的苦痛を感じ、そして結局出費も思った以上のものになってしまいました。
なので、「おでこにボトックスを打ちたい」と考えている方は、ぜひ以下のことを参考になさってみてくださいね！
- ボトックスを打つときは慎重に！（一度打つと、すぐに排出することは無理。3〜4ヶ月はガマン）
- クリニックでは自然な仕上がりにこだわっていることを、しつこい位に主張する。 （普通に打つ以外に、薄めたり、浅く入れたりする方法がないか、確認する。）
- クリニックに、「ボトックスが効きすぎたとき」の対応を事前に確認しておく。 （オビソートを用意してあるか。それは、効きすぎたときに無料で打ってくれるのか。）
- 「安いから」などの理由でクリニックを選ばないこと。もし馴染みの、信用できるクリニックが あれば、そこでの施術がおすすめ。 （失敗すると、辛いうえに、お金も時間もかかってしまう。）
というわけで、散々な思いをした、初ボトックス体験でした。
次は、私が「ヤブにらみのブルドック顔」をいかにして誤魔化しつつ、なんとかやり過ごしたのか、についてお話ししたいと思います。
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